「よいことをして何故、不幸になるか」 平成26年3月7日
1、 よいと思うことがAとBで違う
2、 二者択一はA、B いずれかに不満が残る
3、 唯一絶対は、排除の論理で争いになる
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心つかいの指針
万一何事にても他人より相談を受くるか、もしくは応援を求めらるる場合には、その人が たといいかなることを語るもその語る詞に釣り込まれず、その人とその人の相手方とを共に幸福になってもらおうという公平かつ慈悲の精神にてその人に対し、まずその人をして自己反省せしむるを要す。しかるに、万一、その人の言を聞きて直ちにその人に同情し、その人に応援してその人の相手方を苦しむるの挙にいでんとするがごとき精神を起こさば、その事件はこれがためにいよいよ紛糾し、自分はかかる他人の事件のために図らずも苦境に陥り、自己の徳を損して、遂にはこれがために人の上に立つことあたわざるに至るべし。深く注意すべきことなり。(日誌、第二五十鈴河畔の教訓より抜粋)
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弁護士泣かせの法匪
(1) 私は保険代理店をして37年になります。その間、自動車事故3000件(死亡27件)
に携わってきました。最近は交差点の事故で双方が「青だった」と主張するケースが増えて困っています。弁護士を入れて争いますが、赤信号だった筈の人(法匪)
は五分五分で、逃げ切ります。その結果、契約者は青信号であるにも拘わらず赤信号の人と同じ立場に立たされます。当然にして不満の青信号の契約者を失います。
一生懸命、お客さんのために、尽くしてきたのに、顧客を失う。@保険会社、
A相手の弁護士、B脱落した契約者を恨めしく思いました。そんな時、この世の中に、相手が悪くて自分が苦しむ、ということはないと教えられました。お酒は飲んだ人が酔う、蒔いた種は生える、蒔かぬ種は生えぬ等々、わけのわからぬことを言います。彼の言によれば、「あなたは、あなたの運命で苦しんでいる。交通事故の処理で、あなたが苦しむという現象の原因は、あなた自身の中に存在している。どうにも合点のいかぬ腹の立つ話です。しかし、冷静に考えてみると、Bの契約者は、青信号の正義を喪失した上に、代理店の私に恨まれている、こんな理不尽なことはありません。漸くにして、他者を思いやる心が出て来ました。五分五分の判決が覆らぬのであれば、がん告知同様、之を受容せざるを得ません。この事態は、病院や医者の手を離れた終末期の医療に似ています。では、どうするか、法律の限界を知ってNK細胞を活性化させ自然治癒(自助)に努めることです。現場にいなかった弁護士を責めた私が悪かったのです。
(2) 仏教書を紐解くと、「不二」という教えに出遭いました。「二」と「不二」とは、完全に逆の正反対の意味です。わたしたちは、損か得か、好きか、嫌いかで虚構の青信号にネウチをつけて、一方を選り好みし、もう一方を嫌って避ける愚行をいつも繰り返しながら日々を過ごして生きています。わたしたちが、凡人として、人生において、いつまでも煩悩につきまとわれたまま、絶えず迷いながら生きていかなければならない最も大きな原因の一つが此処にあると思われます。善(A)悪(B)、表(A)裏(B)、A,Bは同じではないが、目に見えない繋がりがあります。青(A)赤(B)
と決めた双方の弁護士は正反対の立場です。似非の青信号の弁護士は、運の悪い人で、苦境に陥ること必定です。真偽を見分ける能力は、交通事故のみならず多方面に求められます。上述の第二五十鈴河畔の教訓を御味わいください。
為政<3>
子曰く、之を導くに政を以上てし、之を斉ふるに、刑を以てせば民免れて恥づること無し、之を導くに徳を以てし、
之を斉ふるに禮を以てせば、恥有りて且つ格し。
(3)「生きとし生けるものは同じ遺伝子暗号でつながっている」〜村上和雄教授は、高血圧の原因を突き止めるために、牛の脳下垂体3万5千頭を集めたとのことです。どの世界にも黒幕がいますが、高血圧にも黒幕がいます。なぜ黒幕かというと、自分はいっさい手を出さず、手下を使うからです。その手下がホルモンで、黒幕が酵素です。ヒトの体の中には、何千種類という酵素があり、この酵素がなければ、私たちの体の中の反応はたちどころにストップしてしまいます。ですから何千という反応を支配している酵素の中には、血圧を上げる酵素もあれば、下げる酵素もあります。しかも、この酵素は1グラムの十億分の一という、たいへん微量で効くのです。これを注射すると、血圧は上がりっぱなしになります。この酵素の名前をレニンといいます。
(4)赤信号を青という人を法匪といいます。法匪に遭遇するとレニンを注射されたように血圧は上がりっぱなしになります。私は法匪のハードディスク(脳の言語野)に、嘘の痕跡が残っているのではないかと思っています。ゲノムの解析、遺伝子の暗号の解明に期待するものであります。いずれ、法匪は天網にかかるか、病に罹患するか、
であると思います。兎に角、「正直者がバカをみない」世の中にしたいものです。
(文責、平井一郎)。
『ホンネとタテマエin示談』 平成28年10月31日 (改)
交通事故発生@からDの解決に至るまでの心構えとして
(1)〜(2)を列挙してみました。
@ 契約者から交通事故の電話が入る
A 保険会社に事故報告をする
B 事故の相手から文句を言われる
C 保険会社の対応が悪いと契約者からも文句を言われる
D 納得がいかない示談の結果、契約が落ちる
(1)『不二』
上記のように双方を納得させる示談は皆無であります。
お釈迦さまは、どんな示談をされるだろうかと思いました。
仏教書を紐解くと、「不二」という教えに出遭いました。
表と裏、生と死、損と得は各々正反対ですが、目に見えないところで繋がりがあります。対立する二つ、例えば、表(A)と裏(B)、損(A)と得(B)等々。
「不二」の解釈は、@A、Bは、二つでない。
AA、Bは、別物でない。
BA、Bは、別々ではない。
CA、Bは、同じではないが、目に見えないつながりがある、等々です。私たちの常識では、
「二」と「不二」とは完全に逆の正反対の意味です。
私たちが暮らしているこの世には、
正反対に対立する「二つ」のものが一組にまとめられる場合が実に沢山あります。
仏教では、どうして、このように矛盾するようなものが一つにまとまるのでしょうか?私たちは一方を選り好みし、もう一方を嫌って避ける愚行をいつも繰り返しながら日々を過ごして生きています。私たちが凡人としていつまでも煩悩につきまとわれたまま、絶えず迷いながら生きていかなければならない最も大きな原因の一つがここにあると思われます。(薬師院、松原住職)
(2)『ホンネとタテマエ』
損と得、タテマエとホンネは、各々正反対ですが、目に見えないところで繋がりがあります。そこで、示談の際は、タテマエに翻弄されず、ホンネを掴むことが肝要であり、何より、迅速な対応が必要であります。鮮魚に例えれば、(A)刺身の内に済ませるが最上,次は賞味期間内に、(B)焼いて出すか、煮て出すか、(C)否の時は、腐敗して食えない話になってしまいます。飽くまでも相反の両者のタテマエをタテマエたらしめ、双方のホンネに契合させるということが課題となります。下記に愚考を開陳いたします。
( 記 )
(A) 刺身型〜そのまま召し上がっていただける(快感・満足)
10000=10000(その時、その場所における示談額)
(B)焼魚・煮魚型〜 刺身に適さないので、焼き魚・煮魚にして出す
10000≠10000→焼く、煮る 87912
四(苦) 21978 10000→21978
21978 21978×4=87912
21978
21978→ 87912
右から見ても左から見ても同じ数字の並びのように相反の両者のタテマエを タテマエたらしめ、総和を一致させる
(C)干物型 〜刺身は、もちろん焼き魚・煮魚の賞味期限を過ぎて食えない
(バカヤロー、刺身を出せ、元の体にして返せ)→ 熟成させる。
10000≠10000→10989×9=98901(燻習・薫製)
九(苦)10989 そもそもヒトが倫理性の高い生物であるという保証は、
10989 どこにもない。他の動物と同じような条件反射と、
10989 欲求追求型の神経回路を基礎にした生き物であると、
10989 考える方が正しい。示談の場合、観念的な性善説では、
10989 失敗することが多い。タテマエでは、快感・満足は得ら
10989 れない。ヒトは教育によって始めて社会性を獲得する。
10989 法律家も、生命科学、ゲノム思考が必要と思われます。
10989 ( 四苦 → 九苦 )
10989→98901(87912+10989)
(C)干物型の示談は、(B)焼き魚型87912円では合意出来ず、お互いの気持ちを180度転回させ九苦の結果、98901円で、而も左右の並び数字が重なって初めて合意できた示談です。 (文責、平井一郎)
